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犬のアダプテーション(養子縁組)ということ~雑誌SPURの記事から

先日、会社の同僚の子と一緒にランチを食べながら「SPUR」(モード系のファッション誌)9月号をパラパラめくっていたら、「決めた!この子たちと一緒に暮らす~犬のアダプテーション(養子縁組)」という言葉と、可愛いわんこの写真が載っているページを見つけました。

長野県の「ハローアニマル」という動物愛護センターで行われている譲渡会のことが紹介されていました。そこは県内の保健所に放棄された犬や猫を引き取り、新しい飼い主さんを探す公の機関だそうです。私は日本にもそんな公的な保護施設があることを知りませんでしたが、やはり国内では珍しいそうです。

飼い主候補の人は飼い方やしつけなどについて講習会や実習を受けることが義務づけられています。飼い主さんの意識を高め、それが地域に自然に広まることで、捨てられる犬や猫の数が減っていく、という大きな目的もあるからです。実際に長野県では、処分される犬の数が10年前にくらべて約5分の1にまで減ったそうです。
次のページには「アダプテーション」で迎えたわんこと飼い主さんとの出逢いや、愛があふれるエピソードが紹介されていました。

犬のアダプテーション(養子縁組)ということ~雑誌SPURの記事から_e0369112_19063883.jpg

同僚の子も犬を飼っているので、一緒にこのページを見ながら自然と、全国で処分されている犬の数や、私が譲渡会に行ったときの話をしました。すると、
「え~!そうなんや、知らんかった。これから犬を飼うときはこういうところからもらうわ」と言ってくれました。たったこれだけのことなのですが、すごーく嬉しくなりました[E:club]

SPURはすごくおしゃれな雑誌で、たくさんの女性が見ます。最近、おしゃれ雑誌にちらちらとこういう記事を見るようになりました。同じ世代の女性ならきっと共感する人も多いと思うのですが、なかなか機会がないと知ることもないし、私もきっかけがないと話しにくかったりするので、とても嬉しいです。
「アダプテーション」という言葉にはまだなじみがないのですが、今の世の中に浸透するためには横文字の方がいいかもしれないですね。


ちなみに長野県のホームページにはトップページに「動物の飼主探し」というリンクがあって譲渡希望情報ページや迷い犬の情報が載っていました。長野県が好きになりました。

by fukunosukeno | 2007-08-05 22:29