フクちゃんとの出逢い

フクちゃん、元気ですか。
こちらは暑すぎる夏にへこたれそうになりながら毎日を過ごしています。



フクちゃんがいないことに少し慣れてきたのか、実家に帰っても、ほとんど泣いたりせずに過ごせるようになりました。
それがまた寂しくて、切なくて、フクちゃんに悪いような、そんな気持ちになります。

フクちゃんは、家族みんながやっと落ち着いてきたのを見て、安心しているでしょうね[E:dog]



フクちゃんが我が家に来て間もないころの写真。
今改めてみると、しみじみ、いろんなことを思ってじーんときてしまいます[E:sweat02]

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[E:dog]撮影日:おそらく1995年の、○月6日

出逢ったときのフクちゃんは、汚れて、痩せこけて、ケガをしていましたね。
首には、首輪ではなくナイロンのひもが巻きついていました。
ちょっと怯えているようで、さわろうとすると噛みついていました。

どこで産まれて、どこで育って、痩せてケガをしながら、どうやって私たちのところにたどりついたのか・・・
おそらく捨て犬だったフクちゃんは、長い間あちこちを放浪していたんだと思います。
そして、疲れて座り込んだのがたまたま我が家の目の前で、たまたま母がフクちゃんを見つけて・・・
そんな偶然が重なって、私たちはフクちゃんと出逢うことができました。

この写真のフクちゃんは、体はすっかりきれいになっているけれど、まだまだ痩せていて、不安そうな顔をしています。
小さなころから、つらいことも、悲しいことも、怖いことも経験してきたんだろうな。


そんな風に、おそらく捨て犬だったフクちゃんと暮らすようになって、捨て犬のことについて、たくさん知るようになりました。
毎年全国で何十万というとんでもない数の犬が殺処分されていること、その方法はほとんどの場合安楽死ではなくガスによる窒息死ということ。
ほとんどの人がその事実を知らないこと。
何十万分の一でも、犬の命を救うために手を差し伸べて、新しい飼い主を探す活動をする方々がいること。

フクちゃんも、ほんの少しタイミングが違っていたら、捕獲されて保健所で殺処分になっていたかもしれません。
今日どこかの収容所の檻の中にいる犬も、フクちゃんも、誰かの家で大切に飼われている犬も、ペットショップの犬も、どの犬も特別で同じ命、ということをフクちゃんが教えてくれました。


これから先私自身が犬を迎える日がきたら、保健所や愛護団体から迎えようと心に決めています。

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すっかりふくよかな体型になって・・・平和なあくび顔[E:clover]
フクちゃん、天国でもきっとこんなふうにのんびりしているんだろうなぁ~
[E:dog]撮影日:2003年4月29日


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by fukunosukeno | 2010-08-06 14:45