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さんぽみち

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フクちゃん、急に秋が深まってきました[E:maple]
一年の中でも、お散歩が特に気持ちいい季節だね[E:dog]



携帯をスマートフォンにしてからパソコンに向かう時間がさらに減り、ブログの更新も滞りがちですが、スマートフォンからはほぼ毎日ここにアクセスして、リンク先のわんこたちに会いにいきます。
みなさん私よりずっと忙しいはずなのにきちんと更新されているので、いつも楽しく見ています[E:happy01]



[E:clover]



先日、父母が旅行に行っている間に植木に水をやりに、午後からひとりで実家に行きました。
その日も朝から晴れてとても気持ちのいい日で、私は久しぶりに大和川まで散歩してみようかなと思いました。



フクちゃんと数え切れないほど一緒に歩いた大和川までのさんぽみち。
フクちゃんが病気になって散歩に行けなくなり、そしてフクちゃんが天国に旅立って以来、私はそのみちを歩くことができずにいました。
父が運転する車で川のそばを通ることがあっても、風景を目にするだけでわーっとフクちゃんのことが思い出されて、涙がにじんでしまいます。

あまりにも爽やかな天気にも誘われて、用事を済ませた私は、そのみちを歩いてみることにしました。
玄関で靴を履いていると、「早くいこうよ」とフクちゃんがこちらをじーっと見上げている様子を思い出します。
ほんとうに久しぶりに、川のほうへ続く近所の道を歩いていると、空き地ができていたり、新しい家が建っていたり、あのころと変わっているところがたくさんあって、あー時間が経ったんだなぁとしみじみ思いました。

すぐに泣けてしまうんじゃないかと心配していたのですが、思ったより普通に歩けるなぁと思いながら、てくてく歩いて大和川の堤防につきました。

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この階段をあがるのはほんとうに久しぶりです。
夏の間に伸びた草がまだ刈られてなくて、ちょっともの寂しい気がしながら登りました。

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階段を登りきると、目の前に川原の広々した風景が広がります。
川から風が吹いてきて、土や草のとても懐かしいにおいがしました。
さすがにちょっと涙がでそうで、下には降りずに堤防を歩くことにしました。

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釣りをしている人がいたり、散歩してる人がいたりして、このあたりはほとんど変わっていませんでした。
川の流れる音や鳥のさえずりを聴きながら歩いていると、フクちゃんがどこかから出てきそうな気がして、どうしても涙があふれてきます。
帽子をおさえたりしてごまかしながら歩きました。

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それから、いつもフクちゃんと歩いたように横断歩道を渡って町へ戻る道を歩きました。
そのまま駅へ向かうつもりでしたが、やっぱり思いなおして、いつもフクちゃんと一緒に帰った道を歩くことにしました。

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ここは近鉄道明寺線の電車が通る橋で、前にも書きましたがフクちゃんと一緒に写真のモデル?になった思い出の場所です。
たずねびとのおじさんはまだ見つかりませんが、お元気でいらっしゃるといいな)

写真を撮って振り返ると、むこうから女性に連れられて茶色いふさふさした毛のわんこが歩いてきました。
わんこはじーっとこちらを見ながらゆっくりゆっくりと近づいてきます。
私もわんこの顔をじーっと見て、あっ!と思いました。
「ゴンちゃん・・・ですか!?」
「そうです、知ってはりますか」

そのわんこは、フクちゃんが誰よりも大好きなゴンちゃんでした!
年をとったせいか、顔がまるくなって雰囲気も変わっていたので一瞬分からなかったのですが、やっぱりゴンちゃんでした[E:shine]

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以前のゴンちゃんは、私が犬のおやつを持っているのをよく知っていて、ゴンちゃんと会えて嬉しがるフクちゃんを無視して私のところへ寄ってきていたのですが、この日も同じように鼻をくんくんさせながら近づいてきてくれました。
何年も会っていないのに、私のことを覚えていてくれました[E:shine]

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もう、これは最後のとどめでした。
わーっと涙がでて、こらえることができませんでした。

「あの、フクちゃんの飼い主です、すみません・・・フクちゃんが亡くなってから初めて大和川まで歩いてきたんで、そしたらゴンちゃんに会えて・・・すみませんこんな、突然泣いてしまって」
「ああ、フクちゃん、よく一緒にいましたもんねぇ。亡くなったのはもう結構前ですよね」
「ゴンちゃん一度フクちゃんのお見舞いに来てくれて・・・もう3年ぐらい経つのに私のことも覚えてくれてるみたいで・・・」
「そうですよね、えらいじーっと見てるなぁって思ったんですよ」

その日はゴンちゃんの飼い主さんの娘さんが連れていらっしゃいました。
ゴンちゃんは18歳になり、夏の間は全然散歩に行かなくて最近やっとまた散歩に行くようになったこと、耳が遠くなったことなどを話してくださいました。

少し目が白っぽくなって、優しいおじいさんの顔になったゴンちゃんの頭をなぜながら、私はそばにフクちゃんもいるように感じていました。

フクちゃんがゴンちゃんに会わせてくれたのかな。
それとも、フクちゃんがゴンちゃんに会いたかったのかな[E:dog][E:note]

「ありがとうね、ゴンちゃん、長生きしてね」
ゆっくりゆっくり歩いていくゴンちゃんに、何度もそう言いました。
それからもう一度実家に戻ってお化粧なおしをしてから、自宅に帰りました。
フクちゃんと川原を散歩したときのような、すがすがしい気分でした。

[E:clover]

以前、遠くにゴンちゃんを発見したときのフクちゃんの様子です↓
しっぽに嬉しさがよくでています[E:dog][E:heart02]



大好きな大好きなゴンちゃんとまた会えて良かったね!フクちゃん[E:happy01][E:dog]



ゴンちゃんがまだこうして元気なのに、どうしてフクちゃんはいないのかなぁって、もっと長生きさせてあげたかったなぁって、そんなことも思ってしまったけど・・・でもそれより、ゴンちゃんと会えて、フクちゃんがそばにいるのを感じて嬉しかったよ[E:clover]



フクちゃんも、ゴンちゃんも、ありがとうね。



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by fukunosukeno | 2012-10-29 18:04